三菱ガス化学は、独自開発した樹脂製医薬品容器「OXYCAPT(オキシキャプト)」を欧米のバイオ薬市場を中心に展開し、収益源の一つに育成する。これまで十数社での評価を進めるなか、承認申請間近の案件もあり、商用薬での採用が見込まれる。このほど提携に向けた協議を開始した米ベクトン・ディッキンソン(BD)が持つ販路を活用し、プレフィルドシリンジ(PFS)の市場獲得にも乗り出す。酸素をブロックし、紫外線(UV)を吸収して透過率を低下させる特性を訴求し、ガラス容器からの素材転換ニーズを捉え、売上高数十億~数百億円規模を目指す。続きは本紙で

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