三菱ガス化学は、メタキシレンジアミン(MXDA)の拡販に向け、風力発電用途に照準を当てる。とくに洋上風力発電のブレードのメンテナンス用途において、耐塩水性や耐候性、速乾性などの特性が評価されエポキシ硬化剤としての実績が拡大。洋上風力発電の先進市場である欧州市場での投資決断にもつながった。中国では補修用途にとどまらず、新規案件にも広がりをみせ始めている。世界的なカーボンニュートラル実現に向けた機運の高まりで風力発電市場は、今後も高成長を続けることが確実視される。MXDAの採用により作業性の向上や長寿命化できること訴求して、成長の牽引役のひとつとして育成する。続きは本紙で

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