三菱ケミカルは、炭素繊維複合材料事業について、リサイクルまで含めた循環システムを完成させたことで、自動車をはじめとした用途開拓に本腰を入れる。ドイツ企業から買収した炭素繊維リサイクルのノウハウを日本の子会社が持つノウハウと融合させたうえで、需要地に展開し、世界の需要家に対して使用後の回収、再利用まで対応できることを訴求して採用拡大につなげる。リサイクル炭素繊維は、スーパーエンプラと組み合わせた高機能品として再生することも想定。日本にもコンパウンド設備を整備した。世界展開する三菱ケミカルアドバンスドマテリアルズ(MCAM)のネットワークを活用し、炭素繊維でも循環経済の構築につなげていく。続きは本紙で

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