三菱ケミカルは、業界最高レベルの強度を発現する射出成形用材料により、多様な分野の軽量化ニーズに応える。独自のノウハウを詰め込んだ炭素繊維強化熱可塑性樹脂(CFRTP)ペレットを「Kyron MAX(カイロンマックス)」の商標で提案しており、成形品の設計や金型提案まで含めた対応が顧客に受け入れられ、米国の自動車パーツとしての採用も始まっている。三菱ケミカルホールディングスが出資するアディファブとも連携し、3Dプリンティング技術を用いた金型製作により短期間で製作できることも武器とする。自動車や一般産業用途のほか、ドローン、空飛ぶ車といった今後の市場拡大が期待され、かつ軽量化ニーズの大きな用途への適用も狙っていく。続きは本紙で

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