三菱ケミカルは、ポリビニルアルコール(PVOH)系事業を全方位に拡大する。2019年から販売を開始した中国内モンゴル品が軌道に乗り始め、既存の中国品とは一線を画する品質を武器に汎用品市場の展開を再度強化すると同時に、国産品は特殊品や自社川下商品への展開強化で収益力を高める。独自製品であるブテンジオール・ビニルアルコール共重合樹脂(BVOH)「ニチゴーGポリマー」は、自社のポリブチレンサクシネート(PBS)「バイオPBS」との組み合わせによる食品包装材料分野で実績が本格化。オール生分解で地球環境保護につながることを訴求して用途拡大を推し進める。続きは本紙で

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