三菱ケミカルホールディングスは、再び飛躍する準備に入る。2017年度にコア営業利益3805億円と中計目標を達成したが、世界経済低迷に新型コロナ禍が追い打ちをかけ、20年度は1530億円を予想し、さらにヘルスケアの特殊要因も重なり「残念ながら最終赤字」(越智仁社長)となる見込み。4月から始める新中計は2段階に分け、最初の2年間で滑走路を再整備し、23年度からの3年間で飛躍を図る戦略だ。その操縦桿を握るのが、4月に越智社長からバトンを引き継ぐジョンマーク・ギルソン氏。現体制が策定した計画通り2年間実行し、新体制が次の3年間で飛躍する戦略を練る。続きは本紙で

新中計を説明する越智社長

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