上野製薬は液晶ポリマー(LCP)の増強に着手する。ニートレジンを現状比1・5倍の年3750トンへ拡大する方針を固めた。四日市工場(三重県四日市市)に製造拠点を新設し、今夏をめどに本格稼働する。新型コロナウイルスの感染拡大下にあっても電気電子用途で堅調な成長を遂げるLCP市場。今後、第5世代通信(5G)や次世代電動車(xEV)の需要増でさらなる市場拡大が予想されている。今回の増産により拡大する需要に対応するとともに、安定的な供給体制を構築する考えだ。続きは本紙で

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