フィルム加工を手がける中井工業(京都市)は、このほど竣工した技術開発センターを活用して顧客との接点を拡充し、新たな飛躍を目指す。強みとする「積層」「転写」「製膜」の技術について、実際の設備を用いて顧客に示し深く理解を得ることで、新たな事業機会の発掘に役立てている。同センター稼働から1カ月足らずで、「顧客が抱える課題のブレークスルーにつながる可能性のある複数のテーマが見つかっている」(福永暢彦社長)という。コーティングと蒸着の両方の技術を保有し、かつ積極的に組み合わせてソリューションを提供する企業は珍しく、電波の透過や遮断、傷つきや指紋付着の防止、成形性の向上をはじめとしたさまざまな機能を付与できることを訴える。続きは本紙で

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