【上海=但田洋平】世界の化学品市場の4割を占めるまでに成長した中国。新エネルギー車(NEV)や次世代通信、ヘルスケアなど、中国が日本企業の得意とするアプリケーションの主戦場と化すなか、市場ニーズを迅速に捉え、優秀な人材確保のためにも現地ラボの重要性は論をまたない。コロナ禍で技術者の往来が難しくなるなか、その必要性は一層際立ってきた。現地ラボなくしてはマーケティングもままならず、ビジネスの量的拡大を望めない。国外で確立した技術の導入だけで顧客の要求を満たせる時代は終焉を迎えつつある。続きは本紙で

AGCは3階建て施設を1棟借り上げ、セキュリティー管理も容易になった(上)。各種設備や専門人材を順次拡充していく。

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