中国では2019年以降、恒力石化や浙江石化など民間企業が相次いで製油所・石油化学一体化拠点を立ち上げたが、国有企業も投資の手を緩めていない。今月には中国石化が浙江省で一体化拠点の増強工事を完了し、中国石油も広東省での拠点新設工事が大詰めを迎えている。中央政府がカーボンニュートラル(CN)目標達成へ省エネ・排出削減を強く要請するなか、各社は増産されるオレフィンなどを原料に、排出削減に寄与するファインケミカルの増産を狙う。

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