<中国 製油所・石化エネ基準策定/下>

 近年、原油需要のピークアウトと化学品需要の拡大を見据え、世界的に製油所と石油化学工場の一体化、いわゆるクルード・ツー・ケミカル(CtoC)投資が進んだ。中国も例外ではなく、民間企業によるものも含めCtoCプロジェクトが相次いで具体化した。中国石油・化学工業連合会(以下、連合会)によると、同国の原油精製能力は2020年末時点で日量約1800万バーレルと、米国に次いで世界2位(日本は約350万バーレル)。さらに多くの一体化投資が計画されているが、政府による省エネ基準の導入が許認可に影響を及ぼす可能性がある。続きは本紙で

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