【上海=但田洋平】内外の需要減で今年の石油・化学産業の設備稼働率は低減が予想される-。中国石油・化学工業連合会(CPCIF)は主な石化製品の生産能力に関する年次報告で、業界が新型コロナウイルスの影響や米国との貿易摩擦の影響を大きく受けるとの見通しを示した。とくに、燃料油の輸出に依存する石油精製や原油安で競争力を失う石炭化学、川下需要が縮小するポリウレタン(PU)などの減産を予想。景気後退局面においては輸入依存の強いハイエンド製品の増産や新規市場開拓を急ぐよう警鐘を鳴らす。続きはこちら

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

エネルギー・素材の最新記事もっと見る