中外製薬は16日、経口型の新型コロナウイルス感染症薬候補「AT-527」の自社開発を中止すると発表した。治験で一部有効性を証明できなかったことを踏まえ、親会社のスイス・ロシュは先月、AT-527を創製した米アテア・ファーマシューティカルズとの提携解消を発表していた。このため、中外も社内で検討を進めた結果、撤退することとした。

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