中野製作所(東京都葛飾区)は、ゴム、ラテックスの新規接合技術を相次ぎ投入する。アンカー効果を利用するテキスタイルとゴムの接合技術は従来技術に比べ安価で、かつ使用できるゴム材料の種類を広げられることが評価され、今春発売される有名ブランドの靴底向けに採用が決定した。また世界初の技術であるラテックスと樹脂の強固な結合技術はスポーツ用具に採用ずみ。従来技術である樹脂とゴムの接合技術も絶好調で、昨秋生産能力を増強。従来の量産拠点である本社工場が手狭になったため、新たに長崎事業所(長崎県東彼杵郡)にも量産機を導入した。特徴あるゴム加工の技術で、新たな用途探索にも弾みをつけていく。続きは本紙で

アンカー効果でゴムを物理的に接合する「ソデナプラス」の試作品

ラテックスと樹脂との結合技術も「ラジカロックVB」として提案

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