研究開発型ベンチャーの仁科マテリアル(岡山市、仁科勇太社長)は、ナノ炭素材料である酸化グラフェンで従来課題とされていたマンガンを使わない次世代品を開発した。マンガン不使用であるため、電池・電子材料向け部材やフィラーとして、より効果を発揮しやすくなると期待されている。重金属類であるマンガンを含んでいないため生体材料への応用も見込まれる。試薬大手のキシダ化学(大阪市、岸田充弘社長)と提携し、新たな酸化グラフェンを試薬化・販売することで新規用途開発や需要開拓につなげていく狙い。続きは本紙で

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