住友ベークライトは、メッキとの密着性に優れた新規フェノール樹脂成形材料「SUMIKON PM-Plamecシリーズ」を開発した。従来のフェノール樹脂成形材料に比べて約5倍もの初期のメッキ密着性を確認しており、長期信頼性に優れるほか、電磁波シールド性やガスバリア性などの機能を付与できる。アルミニウム部品に比べ20~30%の軽量化が図れ、LCA(ライフサイクルアセスメント)の観点から環境貢献できる材料であり、カーボンニュートラルニーズの高まりや電動化シフトへの対応が迫られる自動車分野などに金属代替材料として売り込む。将来的に年間10億円以上の販売を目指す。続きは本紙で

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