住友ゴム工業がタイヤ空気圧管理ソリューションサービスの実証実験を開始した。車両リースなどを手がける新出光などと共同で、タイヤに取り付けたセンサーを通じて内部の空気圧や温度を遠隔監視し、燃費、走行性能の低下を防ぎ、トラブルやメンテナンス負荷の低減を図る。約1年間の実証実験を通じてサービスとしての有効性を検証し、早期事業化に向けてビジネスモデルを構築する。タイヤ各社は、ビジネスモデルを従来の製品売り切りから、IoT(モノのインターネット)を活用したメンテナンスを含むソリューションビジネスへとシフトさせている。自社のエコシステムに取り込むことは顧客の囲い込みにも繋がり、市場シェアの影響も含め今後の展開が注目される。続きは本紙で

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