住友ベークライトは、樹脂を適用した次世代型電動アクスル(e-Axle)の開発を促進する。モーターやインバーターなどを一体化してコンパクト化する電動アクスルに、独自の樹脂技術を盛り込み、小型化や軽量化、放熱効果、低振動・低騒音などを実現する。とくに「高出力時に発生する熱への対処として画期的な技術」(指田暢幸執行役員スマートコミュニティ市場開発本部長)。今回、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプログラムに採択され、まずは今年度中に最大出力150キロワット級の電動アクスルを組み立て、データ取得や顧客提案に活用する。。今後広く採用を広げ、2040年には国内だけで原油量換算として年間50万キロリットル、CO2排出量で同240万トンの省エネ効果につなげる。続きは本紙で

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