住友ベークライトは、高機能プラスチック事業の製品ポートフォリオを見直して成長市場への展開を加速する。既存製品のシェア拡大や市場の変化を先取りした成長戦略に取り組む一方、停滞市場では構造改革による“身の丈化”により、収益力をともなった規模拡大にまい進し、2023年度の事業利益を、コロナ禍により落ち込んだ20年度水準から2倍近くとなる68億円に引き上げる。売上収益は13%増の822億円を目指す。今期も航空機向けの回復は見込みにくいが、「強い製品をより強く」(藤原一彦社長)の方針の下、地域ごとの重点ターゲット領域も見定めてフェノール樹脂および成形材料を中心に育成していく。続きは本紙で

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