【シンガポール=中村幸岳】住友化学はシンガポールでのプロパン脱水素(PDH)設備新設について、2026年ごろの完成をめどに事業化調査(FS)に入る。PDH設備で得るプロピレンの誘導品は、包装材向けにアジア太平洋地域で需要拡大が確実なポリプロピレン(PP)を軸に検討。「環境性」と「選択的生産」をキーワードにPDH設備のプロセス改善にも取り組み、PP設備は廃プラリサイクル設備の併設を想定。競争力の高い次世代型コンビナートの構築を目指す。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

エネルギー・素材の最新記事もっと見る