住友化学は、新開発の農薬を国内外市場に相次ぎ投入する。国内では来年までに4つの殺菌剤・殺虫剤を投入するほか、このうち「大豆さび病に圧倒的効果を持つ殺菌剤」(健康・農業関連事業部門統括の水戸信彰代表取締役常務執行役員)は同病がまん延する南米市場に来年投入する計画。化学農薬のほか、微生物農薬や天然由来といったバイオラショナルも世界トップとして新剤開発を急ぎ、世界大手との差別化戦略を推進する。新剤を相次ぎ創出するため、ハイスループットデザイン技術を用い、短時間で大量の実験を行い化合物を設計するとともに、世界に有する圃場での大規模実験により有望新剤をいち早く見極める。続きは本紙で

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