住友化学が、次世代事業の創出に向け着々と体制を整えている。研究開発テーマのステージゲート管理制度を昨年度から本格導入し、自前主義を捨て世界の大学やスタートアップ企業など社外とのアクセスを増やした結果、有望なテーマ数が1年で2倍の50以上に増加。固体型電池、ケミカルリサイクルポリマー、塗布型液晶偏光板など確度の高いテーマが相次ぎ浮上している。デジタル技術の応用も進む。マテリアルズ・インフォマティクス(MI)を駆使し、液晶ポリマー(LCP)で5G(第5世代通信)対応の新しい組成を見いだした。正極材などにもMIの活用を広げ、新材料の事業化を加速させる。続きは本紙で

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