住友化学の液晶塗布型偏光子が好調だ。今年、フォルダブルスマートフォンに初搭載されたのに続き、来年も新たなフォルダブルスマホに搭載されることが分かった。従来のPVA(ポリビニルアルコール)偏光子に比べ、圧倒的な薄膜化を実現できるため、フォルダブル用途で引き合いが強まっている。吸収波長のコントロール、吸湿しにくいなどの特徴を生かし、通常のスマホへの展開も狙う。とくに低吸湿性の強みは、次世代の完全ベゼルレススマホに生かせるとみて、提案を強化していく。続きは本紙で

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