住友化学、電池部材さらに強化、正極材は２０年内にも投資判断

　住友化学は、リチウムイオン２次電池（ＬｉＢ）を中心に電池部材事業をさらに強化・拡大する。正極材は傘下の田中化学研究所の前駆体を採用したハイニッケル系の事業化を急ぐ。自前で焼成炉を保有することも含め早ければ年内にも投資を決断する。アラミドコーティングの耐熱セパレーター（絶縁膜）は、供給ソース拡大に向け評価活動を推進、１社依存からの脱却を図る。負極材では高純度アルミ箔を用いた新機構を解明し参入を狙う。今後も自動車の電動化の動きは続くとみて積極的に育成していく。続きは本紙で

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