住友化学は30日、経営戦略説明会をオンラインで開催した。岩田圭一社長は「新型コロナ感染拡大により当初の前提条件は変わったが、総合化学の多角化により抵抗力を示すことができた」と強調。来年度から策定に入る「次期中計の最終2024年度には現中計目標のコア営業利益2800億円に近づけたい」と再挑戦する姿勢を示した。とくに「次世代事業創出とデジタル革新に注力する」。医薬・農薬の拡販と新製品開発、半導体材料や有機EL材料といった電子材料の拡大に積極投資する。石化事業についても「ラービグ第1期計画の借入金を来年全額返済する見通しで、収穫期に入る」と強調した。続きは本紙で

会見する岩田社長

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