保土谷化学工業は、機能性色素事業で新規事業の創出を加速する。複写機やプリンターに使用される有機光導電体(OPC)材料や、スマートフォンなどに使用される有機EL(エレクトロルミネッセンス)の正孔輸送材で培った技術を、有機CMOSイメージセンサー材料、有機太陽電池材料に応用することで新規事業の立ち上げを目指す。とくに有機CMOSイメージセンサーは従来のCMOSイメージセンサーよりも高性能化が期待できるため、センシング技術の重要性が高まる車載や産業用途で普及が見込まれている。将来的に成長が見込まれる有機CMOSイメージセンサー材料にいち早く参入することで、次世代の事業の柱として育成していきたい考え。続きは本紙で

有機CMOSイメージセンサー材料などの開発を進めている筑波研究所

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