信越化学工業は、医薬品の試作サービスの提供に乗り出す。「スプレードライ法」と呼ぶ製剤化技術を使い、水に溶けにくい原薬が溶解しやすい製剤に仕上げる。新潟県の研究所内に数億円を投じてパイロット設備を導入しており2022年度から本格的に運用を始める見込み。セルロース誘導体事業での医薬品添加剤用途の強化策の一環。高い市場シェアを握るなか、製薬企業への開発支援体制を強化して採用機会と潜在ニーズを獲得し、持続的成長を目指す。続きは本紙で

液体材料などを霧状に噴霧し微粒子の固体分散体製剤を作る(スプレードライヤー設備)

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