共栄社化学(大阪市中央区、片岡清夫社長)は、80度Cの低温で焼き付け塗膜を形成する熱硬化システムを開発した。低温硬化が可能なため、金属からプラスチックなど幅広い材料での適用を見込む。電気自動車(EV)の塗装工程で求められるボディー、バンパーなどの一体塗装のほか、エレクトロニクス分野など高付加価値領域で性能を発揮する。水系化に適応可能なことから既存の硬化システムで課題だった有害物質の排出抑制に寄与するほか、硬化にかかる消費エネルギーが少なくカーボンニュートラルにも貢献する。続きは本紙で

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