化学・素材メーカーが持続的成長を目指し経営資源を厚く投入している「ヘルスケア関連事業」は、2022年3月期に利益の刈り取りが進みそうだ。堅調な医薬、検査薬、医療機器が収益を底上げするほか、バイオ医薬品開発製造受託(CDMO)などが好調に推移する。新型コロナワクチンの普及の遅れや地政学リスクといった要因も横たわり、先行き不透明感は拭えない。収益の安定化を目指し積極投資するヘルスケア事業でその成果を示せるか、真価が問われる年となる。続きは本紙で

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