化学大手が、熱可塑性エラストマーの新製品展開や増産に向け準備を急いでいる。三菱ケミカルは昨年買収した米ウレタン系メーカーが得意とする医療用途で、日本を皮切りに世界展開に乗り出す。心臓カテーテルなど従来にない顧客を開拓する。三井化学は自動車用途で品揃えを拡充しており、新製品群を拡販するため100%子会社のサンアロイ(千葉県)に新設備を増設、来年初から稼働させる計画。住友化学は抗菌・抗ウイルス品を開発、自動車や非自動車など広く需要が見込まれるとしてサンプルワークを本格化する。続きは本紙で

三菱ケミカルは買収した米ウレタン系エラストマーメーカーが得意とする医療用途で世界展開を図る

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