化学大手が、半導体材料の増産投資を急ぐ。三井化学グループは、世界トップシェアのシリコンウエハー保護材「イクロステープ」の需要増が続くと判断。台湾に第2期となる新工場を建設する計画で、今年度中に最終投資決断する。半導体材料は5G(第5世代通信)やデータセンター向けなど需要が高まっており、コロナ禍でも堅調な需要が続いている。三菱ケミカルや住友化学もシェアの高い製品の増産や開発品による参入を図っている。化学各社は高機能な半導体材料の開発と増産投資で市場をリードし、稼ぐ力を強化する戦略だ。続きは本紙で

三井化学東セロの台湾工場

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