化学物質による労働災害を防止するためのルールが変わりつつある。労働安全衛生規則(安衛則)が5月末に改正され、これまで特定化学物質障害予防規則(特化則)や有機溶剤中毒予防規則(有機則)の対象外として規制が緩かった物質も、暴露防止措置などが徐々に義務づけられることになった。だが単に規制が厳しくなるわけではない。安衛法の法体系や、それを支える理念そのものが変容する。厚生労働省が目指す「自律的な管理」が実現すれば、将来、特化則や有機則の廃止もあり得る。続きは本紙で

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