半導体業界の活況を受け、日本の半導体材料メーカーが投資合戦を繰り広げている。他方、グローバルプレーヤーに目を移すと、異なる戦いが活発化していることが分かる。ワンストップソリューションの提供に向けたM&A(買収・合併)戦略だ。日本勢が能力増強にいそしむなか、独メルクや米デュポンといった大手化学メーカーはM&Aで半導体材料の強固なポートフォリオを構築し始めている。半導体は難易度、開発スピードともに右肩上がりの状況で、材料のすり合わせや一括提案が重要視されつつある。従来、日本メーカーは特定の半導体材料で高いシェア握る「スペシャリスト型」が多かったが、ここに来てポートフォリオの拡充を目指す動きが広がっている。続きは本紙で

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