厚生労働省は13日、電話などによるオンライン診療を初診でも使うことを認める措置を開始した。新型コロナウイルス拡大にともなう特例措置との位置付けで、従来は慢性疾患患者などの再診に限っていた。病院などを訪れる機会を減らすことで、医療従事者、患者双方の感染リスク抑制につなげるのが狙いだ。処方薬を宅配便などで受け取ることもできるようになる。

 診療報酬は2140円。対面での初診料よりも安くなっている。新型コロナウイルスの流行が収束するまでの間の措置となっている。対象疾患は限定しないが、向精神薬など処方できない医薬品もある。今後、ホームページ(HP)を通じ、対応可能な医療機関のリストを公表する予定だ。

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