厚生労働省は23日、5~11歳に対する新型コロナウイルスワクチン接種が来年3月以降に始まる見通しを示した。ファイザー製の小児向けワクチンが年明けにも薬事承認される見込み。臨時接種事業でも使用が承認されれば、2月以降に小児向けワクチンの輸入が始まる見通し。これまでは同月にも接種が始まる可能性を示唆していた。

 5~11歳を対象とするファイザー製ワクチンは、11月10日付でファイザー日本法人が承認申請している。来年1月下旬までに薬事承認された場合、同月中に厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会で臨時接種上の扱いを決め、接種開始の事務手続きを行う。2月からワクチンが輸入され、接種は3月以降になる。

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