国内製薬企業など9社が参画し「日本パブリックライブラリコンソーシアム」(J-PUBLIC)が発足した。低分子創薬の難易度が高まるなか、各社が化合物を供出し、多様性のある化合物ライブラリーを共同管理・利用することで、創薬シード化合物の創出力向上につなげていく狙い。ライブラリーの秤量・保管管理業務は試薬大手のキシダ化学(大阪市、岸田充弘社長)が担当し、12月から本格運用を開始した。J-PUBLICには製薬企業だけでなく農薬、化粧品メーカーなども参画可能。化合物ライブラリーは参画企業以外の企業やアカデミアなども利用できるようにする計画だ。なお、J-PUBLICでは参画企業を今後明らかにする。続きは本紙で

 

つくば事業所内の自動倉庫で保管・管理、化合物を秤量して迅速に提供できる体制を構築した

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