大同化成工業(大阪市西淀川区)は、化粧品向け皮膜形成剤として展開するアクリル系乳化重合物「ビニゾール」の原料に植物由来エステルを用いる。バイオマス度20%のアクリレーツ/酢酸ビニルコポリマー「2140L-B」と、同33%のアクリレーツコポリマーアンモニウム「1087FT-B」の2品目を国内メーカーで評価中。両者とも石油由来と同等の物性を維持している。上市されれば、少なくとも国内の化粧品向けで初の植物由来アクリル系皮膜形成剤とみられる。2022年度には国内で実績化、環境意識の高い欧州などでの展開も狙う。続きは本紙で

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