大同特殊鋼は次世代自動車をターゲットとする高機能磁石の開発を急ぐ。サマリウム・鉄・窒素(SmFeN)ボンド磁石の実証を2022年初に開始する。余剰資源であるサマリウムを用いることや高耐食性に強みがある。まずは自動車のオイルポンプや水ポンプに照準を定める。「SmFeN磁石は等方性であり、われわれにしかできない」(石黒武社長)とし、オンリーワンの技術を訴求する。用途開拓にも注力、30年までに主力電子部材の一つに育て上げる。続きは本紙で

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