大幸薬品は、主力の空間除菌剤「クレベリン」に含まれる二酸化塩素分子について、新型コロナウイルスのヒトへの感染を阻止するメカニズムを解明し、英科学誌に掲載されたと発表した。新型コロナウイルスがヒトに感染する場合、ウイルスの表面にある「スパイクたんぱく質」が肺や呼吸器などの細胞表面にある「ACE2受容体」に結合する。大幸薬品が行った実験でスパイクたんぱく質を二酸化塩素ガス溶液に室温で5分間触れさせると、ACE2の結合を阻害することが分かった。

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