大日精化工業が放熱材料市場への本格参入を始めている。2018年に初めて開発したアルミナベース放熱フィラーの実績化が進展。放熱シート・グリースなどで採用が始まり、1~2年後の生産体制増強も視野に入る。異種金属との複合化を図った丸み状粒子で、鱗片状窒化ホウ素(BN)など高熱伝導性フィラーと併用した際に熱伝導経路をつなぐ役割を果たす。高価なフィラーの減量ニーズが高まるなか、5年後には年100トンの出荷を目指す。続きは本紙で

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