大王製紙は海外の紙おむつや生理用品市場で攻勢に出る。中国で生理用ナプキンの現地生産を始めるほか、需要が伸びる「3級都市」へ肌触りや通気性を高めた子供用紙おむつの販路を拡大。買収で得たトルコの拠点を使い、中東や北アフリカの攻略も急ぐ。印刷・情報用紙の市場が縮小するなか、同社はH&PC(ホーム&パーソナルケア)事業の海外戦略を成長の柱に据えている。2024年3月期には連結売上高の約19%に当たる1350億円の達成を目指し、開拓の余地が大きい海外で事業拡大のペースを上げる。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

ライフイノベーションの最新記事もっと見る