富士フイルムの薄型ディスプレイ材料が拡大している。ハニカム構造の量子ドット(QD)フィルムは今年、ノートブック端末に初採用された。さらなる需要拡大を見据え、能力増強の検討に入った。スマートフォン用途でデファクトスタンダードを獲得している液晶塗布型位相差板は、テレビ用途への展開を視野に入れる。そのほか、フォルダブルスマホやローラブルテレビの本格化に備え液晶塗布型偏光子の開発を進めており、コアの液晶塗布技術を横展開し、ニーズを取り込んでいく。続きは本紙で

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