富士フイルムは中国で、半導体製造の前工程で表面研磨後の洗浄に使う「ポストCMP(化学的機械研磨)クリーナー」の現地生産に乗り出す。蘇州工場に設備を導入し、4月から稼働を始める。日本に続き、中国にも生産拠点を構えることで全体の生産能力は従来比で5割高まる。同社はポストCMPクリーナーの大手メーカーで、中国生産の開始で首位の地位を固める。旺盛な半導体需要によって半導体材料事業は好調に推移しており、とくに中国市場の2021年度売上高は前年度比2倍に急拡大する見通し。現地生産でさらなる市場開拓を目指す。続きは本紙で

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