富士フイルムは、独自技術で抗菌・抗ウイルス効果が長く持続する業務用フィルム「ハイドロエージープラスウイルスプラス」を5月下旬に発売すると発表した。新型コロナウイルスに対する効果確認のための評価試験において、99・4%以上のウイルスを不活化した結果が得られたという。今後は抗菌製品技術協議会(SIAA)の「抗ウイルス加工」マークの取得に向けた申請も予定。不特定多数の人が触れる公共施設のタッチパネルやデジタルサイネージのほか、医療施設やコンビニ、タクシーにおける飛沫防止用のパーテーションなどで需要拡大を目指す。

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