富士フイルムの液晶塗布型位相差板の存在感が高まっている。有機ELディスプレイに使われるもので、大型のテレビ向けは2020年から生産を始めたばかりだが、すでにトップシェアに躍り出たとみられる。デファクトスタンダードを獲得している小型のスマートフォン向けは、性能を向上させた新タイプを開発。昨年発売のハイエンドスマホに採用された。そのほかローラブルやフォルダブル市場向けに液晶塗布型偏光子を開発しており、得意技術で市場ニーズを取り込む考えだ。続きは本紙で

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