H.U.ホールディングス子会社富士レビオは30日、新型コロナウイルスのヌクレオカプシド(N)たんぱく質のIgG抗体検出試薬を発売したと発表した。同社が展開する全自動化学発光酵素免疫測定システム「ルミパルス」シリーズ専用試薬で、機種によりそれぞれ毎時60~120テストが行える。
 スパイク(S)たんぱく質のIgG抗体は、ワクチン接種によっても獲得することができるが、Nたんぱく質IgG抗体はワクチンを接種しても獲得できない。Nたんぱく質のIgG抗体を測定することで、ワクチン接種の有無にかかわらず新型コロナウイルスの感染歴が明らかになる。

試読・購読は下記をクリック

新聞 PDF版 Japan Chemical Daily(JCD)

新型コロナウイルス関連記事一覧へ

ライフイノベーションの最新記事もっと見る