小松マテーレは、抗ウイルス加工を付与した無縫製立体構造のマスクおよび口臭などに対する消臭マスクインナーを発売する。一般の不織布マスクの約2・5倍の通気性を持つマスクで、軽い運動時にも快適さを実感できる。マスク、マスクインナーを合わせて初年度5億円の販売を見込む。

 発売するマスク「ダントツマスクールエアー」は、通気性やバリア性に優れることが特徴。無縫製の3D立体構造を持ち、快適な着け心地が得られる。マスクインナーポケット付きで、新発売のマスクインナー「ダントツフィットインナー(口臭ケアタイプ)」と組み合わせることで、ダブルで抗ウイルス効果を発揮する。運動の状態に応じて、ダントツフィットインナーの装着の有無により通気度を調整できる。

 「ウイルスシールド」加工を施しており、光触媒効果によりウイルスの活動を抑制する。紫外線領域から可視光領域までの広い範囲の微弱な光でも効果を発揮。インフルエンザの接触試験では6時間で99%の低減効果を確認している。手洗い50回の耐久能力を持つ。植物染料の成分を配合させる独自の染色技術により、ナチュラルで優しい色合いとともに、天然由来成分のキトサン配合で、抗菌防臭効果を発揮する。

 ダントツフィットインナー(口臭ケアタイプ)は、主な口臭成分である硫化水素、メチルメルカプタンを20分で99%、ジメチルサルファイドは20分で濃度半減の消臭効果を発揮する。

 価格(税抜き)はマスクが1枚2200円、マスクインナーが5枚入り1700円。同社公式オンラインストア「ユニリンク」で25日から予約受付を開始している。

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