政府は健康・医療戦略推進本部を開催、医療分野の研究開発予算であらかじめ使用目的を決めていない調整費を活用、新型コロナウイルス感染症関連で喫緊の課題に対応するために32億5000万円の配分を決めた。高性能クライオ電子顕微鏡の導入を含めた生ウイルスを安全に扱うためのバイオ・セーフティ・レベル(BSL3)施設の整備を加速させる。また、新たな作用機序など新規治療薬開発を公募するほか、既存薬の適用拡大を目指す治療薬アビガン、オルベスコは取り組みを早めるために「観察研究」を実施している。

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