ビル&メリンダ・ゲイツ財団とスイス・ノバルティスは26日、新型コロナウイルス感染症のパンデミック制圧に向けたコンソーシアムを立ち上げたと発表した。製薬企業など15社が参画し新型コロナの治療薬やワクチン、診断薬の実用化を後押しする。今月上旬から活動を始めており、まずは各社が化合物ライブラリーを共有して新型コロナの治療薬として有望な化合物をスクリーニングを行っている。ヒット化合物を同定してから最短2カ月で動物試験に進める予定という。製薬業界ではノバルティスのほか米ファイザー、米ギリアド・サイエンシズ、米イーライリリー、仏サノフィ、日本からはエーザイが参画している。

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