新型コロナ　聖マリアンナ医大　遠隔画像診断支援サービス無償提供

　聖マリアンナ医科大学は、エムスリーなどの支援の下、胸部コンピューター断層撮影（ＣＴ）検査画像の無償遠隔診断を開始する。新型コロナウイルス感染症の疑い症例に対する診療支援が目的で、各地の医療機関から送られてきた画像データを経験豊富な同大スタッフが読影し、判定する。画像診断を用いた適切な診断を下せるようにすることで、感染拡大阻止につなげる。
　エムスリー、中国アリババグループ、医療情報クラウドサービスを展開するＮＯＢＯＲＩ（東京都港区）との共同プロジェクト。エムスリーが運営する医療従事者向けの情報サイト「ｍ３．ｃｏｍ」の新型コロナウイルス特設ページを通じて検査画像データを送付し、結果を確認できる。データはセキュリティーを確保した状態で送れるようにしており、読影・判定を同大で引き受ける。

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